ストーリー

Story
Vol. 18
“育てる楽しみ”のある
等身大のマイホームができました。
札幌市・Hさん宅
新築した友人宅の訪問で
家づくりスイッチがON

 Hさん夫妻は結婚当初から「いつかは戸建てのマイホームを」と考え、共働き生活を送っていました。「2年前に友人夫婦が新築した家へ遊びに行ったのがきっかけで、建てたいモードが一気に全開になりました」と、Hさんは家づくりの始まりを語ります。
 ご夫妻を新築へと駆り立てたのは、結婚を機に住み始めた築30年の賃貸マンションの暮らしにくさでした。「立地と広さを優先して選んだマンションのお風呂場の寒さや使いづらくて不便なところが、友人宅を見て次々と気になり始めたんです」。そんなご夫妻に職場の先輩が、好みに合いそうだからと紹介してくれたのが大元工務店でした。すぐに相談に出かけたご夫妻に対して大元社長は「まずはいろんな家を見て、じっくり検討したほうがいいですよ」と話したといいます。その親身な対応にぐっときたHさんはアドバイスに従って、数社を訪ねて比較検討を重ねます。そして改めて「私たちには大元工務店が合っている」という確信を得ました。
 2020年の冬、ご夫妻は正式に新築を依頼。通勤に便利な札幌市内のJR沿線のエリアで宅地を探し、53坪の角地を購入しました。「土地探しは大変とよく聞きますが、大元社長が業者さんを紹介してくれて、2ヵ月ほどで理想的な宅地が見つかったんです」。いつかは、と思い描いていた家づくりが、宅地購入を機にどんどんと動き出していきました。

鏡の大きさや収納、水栓金具など隅々までこだわった造作洗面台は「気持ちがふっとほぐれる」という奥さんの癒やしの場
鏡の大きさや収納、水栓金具など隅々までこだわった造作洗面台は「気持ちがふっとほぐれる」という奥さんの癒やしの場
暮らしやすさを考え
旧居の不便を丁寧に解消

 ご夫妻が新居のプランづくりで重視したのは、旧居で感じた不便の解消でした。キャンプが趣味のHさんは、道具類を効率よく出し入れできる大容量の土間収納を希望。奥さんはリビング・ダイニングと一体の広くて使い勝手の良いキッチンや、ランドリーとウォークインクローゼットがひと続きの水まわりがほしいと考えていました。
 暮らしやすさを追求したプランはご夫妻の要望を盛り込んで、1階に広い土間玄関やオープンなLDK、2階に寝室や水まわりをレイアウト。Hさんは平日は仕事で帰りが遅く、以前は帰宅後にお子さんを起こさないよう気を使う毎日でしたが、家族のオン・オフをフロアで分けたことで、その悩みも解消されています。
 「大元社長はいつも私たちの要望を受け止めたうえで、設計上のデメリットなども含め、分かりやすく説明をしてくれました。対応が難しい場合は必ず代案を出してくれて、最終的に納得できました」とHさん。収納の棚板のピッチや段数など、細かい仕様を工事中に相談できたのも良かったと話します。
 工期は約4ヵ月。毎週現場を訪ねるのが、ご夫妻にとって何よりの楽しみで「新居が組み上がっていく様子を眺めていても、自分の家という実感がわかず、楽しみで夢を見ているようでした」と工事を見守っていたときの心境を振り返ります。

大容量の収納棚を造作した玄関土間。近々新たにベンチを購入して、この一角にHさんのくつろぎコーナーを設ける予定
大容量の収納棚を造作した玄関土間。近々新たにベンチを購入して、この一角にHさんのくつろぎコーナーを設ける予定
多機能な土間が大活躍
育てる余地も残した家に

 新居への引っ越しは2月末でしたが、室内は厳冬期でもほっとする暖かさ。念願の土間の収納は棚板の段数にまでこだわった造作で、たくさんのキャンプ用品がすっきりと収まっています。Hさんは「マンションは4階で、キャンプ道具の積み込みや片付けが大変でしたが、これからは思い立ったらすぐに出かけられます」と笑います。
 この家の玄関土間は生活動線の要でもあり、「キッチンへつながる裏動線は、買い出しの荷物をスムーズに運び込めて便利」と奥さんは声を弾ませます。帰宅後の手洗いや植物の水やり、汚れた道具の掃除など、多目的に利用できる土間の手洗い場やコート掛けは、新型コロナウイルスの感染予防対策にも役立っているそう。ライフスタイルに合わせた多機能な土間が、さまざまな面で暮らしやすさを支えています。
 2階のフリースペースの壁は、あえて下地材のままにしました。今はまだ小さいお子さんがのびのび遊べる場所にしておき、これから成長や暮らし方に合わせてつくり込んでいく予定です。またバーベキューを楽しめるようにゆとりの広さを確保した庭は、春になって芝を張ったばかり。「フリースペースも庭も、これから空間を育てる楽しみを残せたのは、大元さんとの家づくりだからこそだと思います」とHさん。暮らしながら手をかけていく住まいの「余白」が、家時間の楽しみを育んでいくことでしょう。

住宅性能の確かさも重視。
大元工務店ならそれも安心だと思いました。

 賃貸マンションはとても寒かったので、家づくりでは住宅性能も重視しました。いくつかの会社で話を聞きましたが「住宅性能を考慮するのは当たり前のこと」といった感じの大元社長のさり気なさが特に印象的で、信頼感が増しました。
 実際、まだまだ寒さが厳しい2月末の引っ越しでしたが、暖房を16℃に設定しているのに、動き回る子どもが汗をかくくらい、家中が暖かくて…。冬のお風呂場の寒さに悩んでいた旧居との違いに驚きました。しかも家は広くなったのに、光熱費は以前とほぼ同じで2度びっくり。暮らしてみて大元社長が言うところの「いつもどおりの性能」を体感し、大元工務店を選んで良かったと改めて思いました。ステイホームの日々が続いていますが、家族でのんびり過ごせるわが家がとても快適で、毎日が楽しくて仕方ありません。(奥さん談)

Replan北海道133号掲載
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