ストーリー

Story
Vol. 14
的を射た提案と丁寧な施工で
安心して暮らせる共働きの住まいができました。
札幌市・Kさん宅
マンションと戸建てで
予算を比較し、新築に

 3年前の結婚を機に社宅生活をスタートさせたKさんご夫妻は、間もなく第一子を授かり、マイホーム取得を考えるようになりました。情報収集を始めた当初は、奥さんはマンションの購入を希望していました。しかし調べると、戸建ての新築物件でもマンションと予算が大きく変わらないことが判明。「夫が戸建て派だったこともあり、お互いの通勤に便利で住み慣れたエリアに土地を見つけ、家を新築することに決めました。でも、希望どおりの宅地は簡単には見つからなくて…。マイホームへの道筋が途絶えてしまいそうで不安でした」と奥さんは、2年前を振り返ります。
 土地探しと並行して建築会社を検討していた頃、ご夫妻は友人の新居を訪問。その家を手掛けたのが大元工務店でした。冬でも暖かくて木が心地よい友人の住まいに、奥さんの心は一気に同社での新築に傾きます。「こういう落ち着いた雰囲気の家で暮らしたいと、マイホームの具体的なイメージが湧いてきました」。
 諦めずに探し続けた甲斐もあり、JR駅から徒歩5分の住宅街の一角に55坪の売地を見つけたご夫妻は、迷うことなく購入。2019年2月に家づくりの相談をすべく大元工務店を訪ねました。「ようやくスタート地点にたどり着き、大元社長の温かな笑顔を見たときにはほっとしました」と奥さんは懐かしそうに話します。

ガスコンロの下は、奥さんの使い勝手に合わせて設計されたオープン収納。普段よく使う鍋やフライパン、ボウルなどがさっと取り出せる。作業台の下にゴミ箱がすっきり収まるのも嬉しい
ガスコンロの下は、奥さんの使い勝手に合わせて設計されたオープン収納。普段よく使う鍋やフライパン、ボウルなどがさっと取り出せる。作業台の下にゴミ箱がすっきり収まるのも嬉しい
家族のこれからを思いやる
数々の暮らしよさの提案

 Kさんご夫妻は共働き。そのため新居のプランづくりにあたって、奥さんは「家事のしやすい家」を希望しました。夜遅くに仕事から帰っても家族に気兼ねなく家事ができるよう、キッチンや水まわりは1階に集約したいと考えたといいます。またKさんは除雪の手間が省けるよう、玄関前に造作カーポートの設置を依頼しました。「基本的なプランは大元社長にお任せ。玄関からキッチンに直接つながる裏動線や洗面脱衣室と洗濯室を兼ねるゆったりとしたユーティリティ、生活動線に合わせた収納プランなど、家事がしやすい、たくさんのきめ細かな提案が嬉しかったですね」。
 初めての相談から半年を経た上棟式の日。ご夫妻たっての希望で、奥さんが幼い頃に近所でよく見ていたという伝統的な「餅まき」を行いました。大元社長をはじめ、工事関係者や親せき、友人が集った賑やかな時間は、家づくりの大切な思い出になったそう。「そのときに建築関連の仕事をしているいとこが、基礎や構造を見て『造りがしっかりしている』と言ってくれて。大元工務店を選んだことを誇らしく思いました」とKさんは笑顔で話します。奥さんも「先に新築した友人から『大元工務店の家は見えないところまで仕事が丁寧』と聞いていましたが、いとこの太鼓判でさらに安心感が増しました」と、言葉を継ぎます。固いつぼみがゆっくりと膨らむように、Kさんご一家の新居は次第にかたちになっていきました。

建物との一体感を大切にした造作カーポートは雪かきの手間を軽減。玄関横には宅配ボックスと外物置も造作されている
建物との一体感を大切にした造作カーポートは雪かきの手間を軽減。玄関横には宅配ボックスと外物置も造作されている
友人の言葉に納得。完成した
唯一無二のマイホーム

 新居の全貌が見えかけてきた11月下旬。Kさんは、子ども室の壁の仕上げを決めかねていました。そこで「自ら手を動かすことが家への愛着につながる」と考える大元社長が提案したのは、セルフペインティングでした。「週末2日間の壁塗り作業を大元社長も手伝ってくれました。2人だったら2日では済まなかったですね。塗り終えた時は達成感で胸がいっぱい。思った以上に大変でしたが、これもまたいい経験になりました」と、Kさんご夫妻はしみじみと語ります。
 12月半ばから、待望の新居での新生活が始まりました。レンガ壁を採用し、ご自身の使い勝手に合わせて造作したオーダーメイドのキッチンに奥さんは大満足。ステンレスの天板は思ったほど傷が気になりません。初めは温度設定に苦労した暖房も今は快適な温度を保っていて、息子さんが裸足で過ごせるほど暖か。「動線が良くてとても暮らしやすいですし、プラン中に悩んだ部屋の広さや造作のサイズ感、ドアにはめたガラスの高さもぴったり。『大元社長が大丈夫と言ったら、大丈夫』と友人が話していたのも、住んでみてなるほどと納得しました」と奥さんは笑います。
 今は育児休暇中の奥さんですが、やがては共働きの忙しい日々がやってきます。隅々に家づくりの記憶が刻まれた住まいは、唯一無二のマイホームとして、ご家族の暮らしを支えていくことでしょう。

戸建てだからセキュリティ面も重視。
安心のための備えにこだわりました。

 マンションのオートロックに慣れた私には、小さな子どもを抱えての戸建て生活はセキュリティ面がとても心配でした。大元社長はそうした不安にもよく耳を傾けて、防犯対策についてのさまざまなアドバイスで、私の不安を取り除いてくれました。具体的には、家まわりの様子を室内から確認できる防犯カメラを設置。2階は、夏の暑い日に大きな窓を開け放しておくのが不安だったので、元々設計されていた窓の上に換気用窓を増設してもらいました。
 大元社長が親身に相談にのってくださったおかげで、母子だけの時間も安心して過ごせる環境を実現できました。戸建ては、時間を気にせず洗濯ができたり、子どもがどんなに走り回っても階下や隣家の迷惑にならないのがいいですね。日常生活や子育てをのびのびと楽しめそうです。(奥さん談)

Replan北海道128号掲載
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