木造住宅といっても、全てが木造というわけではなく、基礎の部分は鉄筋コンクリート造になっています。

またの名をRC造。

この鉄筋とコンクリートの組み合わせは凄いんです。

コンクリートの弱点を鉄筋が補い、鉄筋の弱点をコンクリートが補う。

そして鉄筋は、気温によって伸びたり縮んだりしますが、実はコンクリートも伸びたり縮んだりします。

しかも驚くことに、鉄筋とコンクリートの伸び縮み方は、非常に似ていて常に一体。

なのでこの2人の二人三脚は、ガッチリ肩を組み合い、助け合い、息も合っているので非常に強いのです。

基礎が出来上がると、このもち網のように組まれた鉄筋は見えなくなりますが、RC造にとってなくてはならない存在。

まさに「縁の下の力持ち」ですね。

大元