建築地は、果樹が植えられた畑に隣接し、森と山並みが望める立地でした。この好条件を最大限に生かした大きな窓を設ける一方で、隣家に接する西側は開口を少なくし、奥さんが希望していた収納やバックヤードを集約。共働きで3歳のお子さんを育てているご夫妻が暮らしやすい間取りです。明るく開放的なリビングには「火のある暮らしを楽しみたい」というKさんの希望を受け、薪ストーブを設置しました。センの無垢床にカラマツの構造現し、シナの造作家具…。木の力強さと薪火の温もりに包まれた住まいは、ご夫妻が思い憧れていたマイホーム、そのものです。