奥さんのお祖父さんが、玄人はだしの腕前で建てた築40年ほどの住まいをリノベーションした事例です。過去に重ねた改装によって構造が複雑になっており、改修工事は容易ではありませんでしたが、いまや希少となった札幌軟石の外壁をはじめ、ご家族の「この家を受け継ぎたい」という想いに私たちも共感いたしました。札幌軟石の外壁を残しながら断熱・気密性能は現代の基準へ持ち上げ、新たな暮らしの場へと生まれ変わっています。
M様邸・H23年完成

3階建てから2階建てに減築。札幌軟石の外壁部分が1〜2階で、その上はロフトとなっている

札幌軟石の表情とマッチする既存のスチールサッシは残し、内側に樹脂サッシを新設

玄関。タタキ部分には、札幌軟石を置いて踏み台に

かつてのリフォームで増築した空間は、大型のウォークインクローゼットに変更。札幌軟石は室内に現してアクセントに

2階リビング。札幌軟石の外壁を残すため、内側に新たな軸組みを構築して構造強度と断熱性能をアップ

ハイサイドライトを設けて、住宅密集地でも室内は光りあふれる空間

天井は既存の鉄骨の骨組みを生かして傾斜天井とし、開放的なLDKに

大容量の収納を備えたキッチンは、空間全体が見渡せるレイアウトもポイント

ロフトスペース。この下はお子さんのプレイスペースや家事室になっている

ロフトからの見下ろし。リビングの横にある畳スペースは、構造壁で適度に仕切られ落ち着く場所

屋外の屋根付きデッキテラスは、既存のサンルームをつくり変えたもの