アルバム

Album

I様邸・H31年完成

Iさん念願のリビングからつながる広いテラスで談笑するIさんご一家と大元社長
大きな縦長の窓からの光が、ワラスサを混ぜた塗り壁に美しい陰影を描く。奥行き感のある玄関は、Iさんのイメージどおりの仕上がり。階段の踊り場下には収納を造作
最も玄関寄りに、子ども室を配置。壁の一部には多用途に使えるシナべニヤの特注有孔ボードを張った。通路の突き当たりは、ウォークインクローゼットを備えた主寝室。各スペースは引き戸で間仕切りできる
玄関ホールからつながる1階は、家族の寝室や子ども室をコンパクトに集約。部屋の一部は廊下を兼ね、お子さんたちの寝室には2段ベッドを造作した
新居で使おうと江差町で手づくりした道南スギのスツールは、工事中に家族みんなで塗装した思い出の品。ダイニングテーブルは、奥さんのイメージをもとにカラマツ材で造作した。スツールもテーブルも、内装仕上げと同じ塗料を使って色合いを統一
1.5階分の天井高を生かし、造作した階段式収納でアクセスできる広いロフトを設けた。雲梯やぶら下がりロープなども備えた子ども心をくすぐるロフトは、お子さんたちのお気に入りの遊び場に
キッチン奥には、造作建具で空間を仕切った水まわり。洗面台も造作で、タイルや水栓金具などは、奥さんが吟味して選んだ。ロフトを介して、LDKとつながっているのも特徴的
衣類を脱ぐ、洗う、干す、片付けるまで完結できるゆったりとした脱衣・洗濯室は、奥さん念願の家事空間。大元社長の提案でスペースを広めにしたことで、家事にもゆとりが生まれた
「天井高を可能な限り高く」という希望を受け、大元社長は三角屋根を提案。カラマツの針葉樹合板で仕上げた屋根なり天井が、リビング・ダイニングに温かみと広がり感を与えている
断熱・気密性能に優れたノルド社の特注かつ最大サイズの木製サッシを開け放てば、リビングとテラスが段差なくつながり、より一層の開放感を味わえる
旗竿地に建つIさん宅。アプローチを生かし、隣接するお姉さん家族の家と共用のカーポートを設置した。今後はカーポートの屋根の上をテラスにして、お姉さん家族との共用スペースにする予定

I様邸・H31年完成

都心部に近く緑も豊かな住宅街の旗竿地に新築した住まいです。住宅密集地でも開放感のある暮らしをと、2階に広いテラスが連なるLDKを設けました。採光や周囲の環境を考慮しながら、極限まで大きく開口をとり、吹き抜けのように高い屋根なり天井にすることで、ご夫妻が望む明るく広がり感のある住まいを実現。3人の子育てに追われる奥さまのために、家事がしやすい空間や収納計画にも配慮しています。カラマツとトドマツに包まれた住まいは、お子さんたちと一緒にたくましくのびやかに育っていくことでしょう。

設計:(有)大元工務店
この住宅のストーリーを見る