ストーリー

Story
Vol. 9
最初に会ったときから一貫して変わらない物腰の柔らかさ。
私たちに寄り添いながら、夢のわが家へ導いてくれました。
札幌市・Y様邸
失意の住宅巡礼の果てに
出会えた最高のパートナー

 「大型バイクが欲しい」。Yさんが何気なく口にしたその一言が、子どもが生まれて賃貸住宅を手狭に感じ始めていた奥さんの新築スイッチを押しました。「バイクが置ける土間リビングがあると素敵だなぁとか、一気にマイホームのイメージが膨らみました」。
 そこで、ご夫妻の通勤に便利なエリアで土地探しを開始。並行して、奥さんは希望する住まいの要望やイメージをまとめた企画書を作り、建築会社を当たりました。「最初は、大手ハウスメーカーを中心に10社以上訪問しましたが、『うちの規格に合わないからできない』などとことごとく断られ、希望を叶えるのがそんなに難しいことなのかと愕然としました」。
 諦めきれずにさらに調べたところ、工務店という選択肢を発見。しかも札幌には個性的な家を建てる工務店がたくさんあることを知ります。その中で、高断熱・高気密住宅が絶対条件だった奥さんの目に止まったのが、大元工務店でした。ホームページで紹介されている住宅も奥さんのイメージにぴったりで、すぐに話を聞きに行ったといいます。「それまで訪問した会社と違って、社長さん自らが対応してくれたことに驚きました。物腰柔らかで、私も身構えることなく希望を伝えられ、ようやく安心してお付き合いできる会社が見つかったとほっとしました」と、奥さんは嬉しそうに当時を振り返ります。

バイクの出入りを考慮して親子ドアを採用した土間玄関。ドアの開け閉めで流れ込む冷気は温水パイプを収めた床下に流れる設計で、室内が寒くなることはない。壁は一面全てが大容量の造作収納
バイクの出入りを考慮して親子ドアを採用した土間玄関。ドアの開け閉めで流れ込む冷気は温水パイプを収めた床下に流れる設計で、室内が寒くなることはない。壁は一面全てが大容量の造作収納
きめ細かな提案と調整で
膨らんだ家づくりの楽しさ

 奥さんの理想の住まいの原点は、レンガ壁と炎の見える実家のリビングにあるといいます。新築を決めた時から、ランニングコストと使い勝手、メンテナンスのしやすさを考え、暖房にはペレットストーブを採用したいと考えていました。そして、ストーブの熱を利用して、温水セントラル暖房もできるイタリア製のペレットストーブを見つけ、大元社長に設置を相談しました。
 このほかにも、バイクが置ける広い玄関土間、オープンハウスで一目ぼれした造作キッチン、ガルバリウム鋼板の外壁に片流れ屋根など、具体的でたくさんの要望がありました。それらを全て取り込みつつ大元社長が提案したのは、ご夫妻にとって予想外の平屋のプランでした。「敷地は周囲に建物が迫っているため、眺望は期待できません。ならば、庭を生活空間に取りこみながらワンフロアで暮らしが完結する平屋が、奥さんの希望を叶える最善のプランだろうと考えました」と大元社長はいいます。
 片流れ屋根については、Yさんが落雪の心配をして夫婦間で議論になりましたが、大元社長の丁寧な説明と屋根勾配への配慮で、不安を解消。「大元さんは夫の考えも汲みながら、きめ細かく調整や提案をしてくれたので、何一つ諦めることなく新居のプランが完成して嬉しかった」と奥さん。そして2017年夏、ようやく見つけた約70坪の土地でYさん宅の工事が始まりました。

レンガ張りの美しく機能的な造作キッチンは、友人にも大好評。シンク下にはビルトイン型の食器洗い乾燥機も完備し、家事負担を最小限に
レンガ張りの美しく機能的な造作キッチンは、友人にも大好評。シンク下にはビルトイン型の食器洗い乾燥機も完備し、家事負担を最小限に
散りばめられた思い出が育む
マイホームへの愛着

 2017年のクリスマス、奥さんが思い描いたマイホームそのままの新居が完成しました。片流れ屋根の下、玄関土間から緩やかにつながる生活空間は、木や塗り壁、アイアン、レンガなど、質感豊かな自然素材が絶妙なバランスで構成されています。
 内装のポイントであるレンガタイルは江別市のレンガ工場まで足を運び、大元社長と一緒に配色を悩みながら選んだもの。「大元さんは、工事中も一つひとつ丁寧に内装材の色や仕上げを確認してくれたので、すべて満足です」。また新居の隅々にまで、住まいのプロならではのきめ細かな配慮が行き届き、共働きの奥さんがストレスなく日々の家事や子育てができるようになりました。「大元さんが最後まで『どうですかね』と、私たちの暮らしよさを慎重に探りながら物事を進めてくれたお陰ですね」と奥さん。こうした家づくりの思い出が散りばめられた新居は、暮らすほどに愛着が増していくことでしょう。
 実は入居後間もなく、Yさんご家族は思いがけずペレットストーブの不具合に見舞われました。年末年始の寒い時期でしたが、住宅性能の高さが幸いして何とかしのぐことができたといいます。「こうした引き渡し後のトラブルやちょっとした調整も相談しやすく、すぐに対応していただけるのでこれからも安心して暮らせます」と、奥さんは笑顔で話してくれました。

いつかはと思っていたマイホームが
想定外の早さで実現

 結婚して3年。これからの人生設計のためにも、マイホームは建てたほうが良いと以前から考えていました。でも、バイクの購入話をきっかけに新築まで話が一気に進むとは、正直驚きました。
 夢と希望がいっぱいの妻に対して、僕の新居に対する希望はわずか。その一つが、資格取得のための勉強が落ち着いてできる書斎を設けることでした。しかし、妻は書斎不要派。プランづくりの段階では大元さんが、僕の意を汲んだプランをさりげなく妻に提案してくれてありがたかったです。ただ今のところリビングが居心地良過ぎて、十分に書斎を活用できていません。新築のきっかけになったバイクも間もなくやって来ます。妻は、既に庭づくりに燃えています。新居に初めての春が訪れると、家族で過ごす家時間がますます充実するでしょう。僕が書斎のある暮らしを満喫するのは、少し先のことになりそうです。(ご主人談)

Replan北海道120号掲載
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